商品の詳細
〈画入〉教訓春日和[開帳万日心得のはなし・仏壇のはなし]\r【判型】半紙本1冊。縦225粍。\r【作者】金蘭斎序。下河辺拾水画。\r【年代等】天明2年1月、金蘭斎序。天明2年3月刊。[京都]中沢氏蔵板。近江屋次郎吉ほか売出。\r【備考】分類「心学」。『教訓春日和』は、老人某の道話で、「開帳万日によせ、先祖・父母の大恩をしらしめ、身を修め家を斉(ととの)ふるの一助と」した心学書。前半の「開帳万日心得のはなし」と後半の「仏壇のはなし」の2部構成で、本文中に、下河辺拾水による見開き挿絵5葉を掲げる。梅が散り始めた2月、京に住む老若が祇園・清水へと繰り出した道中で花が咲く開帳万日の噂。その中で1人の老人が「有難いのは仏様や宗門ばかりではない」と語り始める。まず第一に太平の御代に生まれ、王城の地に住めばこそこのような御開帳に恵まれること、そして各家々にある尊い本尊が「先祖御作(ごさく)の家業如来」であることを説き、その垂迹(すいじゃく)である恵比須が家職の鯛を放さないように家業大事に出精し、先祖の苦労を思い、先祖が残した家法を毎月拝見し、先祖が残した古着や担い棒(天秤棒)などを第一の家法として、先祖の家法を守り、倹約・家業出精・家内和合に努め、正直に暮らせば、子孫からその家の「中興開山」と仰がれるだろうと諭し、先祖開山への報恩についても種々教える。後半「仏壇のはなし」は、法義の講話の折に、ある信心者が若輩に対し仏壇安置の心掛けを述べたもの。「仏壇を座敷に置くもの」と心得るようでは、先祖が遺した家屋敷や家財・衣類まで一切を失うだろうと戒め、家屋敷・道具・衣類は皆仏壇、全て先祖からの借り物と喝破し、我が身さえ先祖のものであり、我が物が何一つないことを説き明かす。『江戸書目』250頁に「教訓春日和 全一冊 墨付十九丁/天明二寅三月/金蘭斎著/板元 京都 近江屋治郎兵衛/売出 山崎金兵衛」とある。\r★原装・題簽付(摩滅・表紙やや傷み)・本文は概ね状態良好。記名なし・蔵書印なし。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、30,000円~52,800円】。
カテゴリー: | 本・音楽・ゲーム>>>本>>>その他 |
---|---|
商品の状態: | やや傷や汚れあり |
配送料の負担: | 着払い(購入者負担) |
配送の方法: | 未定 |
発送元の地域: | 埼玉県 |
発送までの日数: | 2~3日で発送 |
商品の説明
誠実】 ○江戸和本○教訓春日和 開帳万日心得 天明2年 心学 仏壇の
誠実】 ○江戸和本○教訓春日和 開帳万日心得 天明2年 心学 仏壇の
2024 新作】 ○江戸和本○教訓春日和 開帳万日心得 天明2年 心学 仏壇
新収古書目録 新収古書目録
川瀬巴水 - 奈良・春日神社
最新のクチコミ
ずっしり重いです。アサリがたくさん入っていてうれしい。まずはシーフードやきそばにしようかな。
- りんチャン1028
- 26歳
- アトピー
- クチコミ投稿 1件
購入品
その他
-
-
2
土地家屋調査士 過去問マスター
参考書
¥8,415