商品の詳細
●江戸明治和本●心学奥の桟[奥之桟]\r【判型】半紙本3巻3冊。縦225㎜。\r【作者】鎌田柳泓(鵬・曲肱庵)作・跋。上河宗禔序。大口知常跋。\r【年代等】文政元年冬序。文政3年8月跋。同5年10月刊。[大阪]加賀屋善蔵ほか板。\r【備考】分類「心学」。『心学奥の桟』は序文によれば、もと『究理(窮理)緒言』と言い、刊行に際して『奥の桟』と改題したもの。本書はもと漢文で綴られており、柳泓は漢文のままの出版を考えていたが、書肆の要望により、仮名書きに改め、さらに挿絵を加えたという。上巻は「天地万物は皆一針眼の虚中に其理を含蔵して出来の説」から「現の事、又吉凶の兆、先あらはるゝ事あり、并に万物同気相感、同声相応の説」までの13章、中巻は「生類物の気に感じて形を変ずるものあるの説」から「小児の浄髪を嫌、浴湯を嫌とき、神に祈て験あるの説」までの8章、下巻は「小児は無心にして其感通甚速なるの説」から「鬼神有無の説」までの10章。上巻冒頭で、黄白の水に見える鶏卵中に嘴距・頭足・冠尾・腸胃の区別があり、鶏卵は鶏、鴨卵は鴨、雉卵は雉となるように、至細のうちに至大の理を含蔵するのであって、人間も腎精(精液)一滴中に男女・美悪、尭舜(模範的帝王)・桀紂(暴君)、貧子・王公の理が具足することを述べ、一つの植物から無数の植物が生じ、動物も異類が互いに交接して無量の形状・性情に変化したように、天下の生物は全て一つの起源から変化したとし、さらに、万物が空より生じ空に帰る理屈を炭や薪を燃やした灰から説明する。このように一種の科学的視点から万物の根元や生々流転について考察する。中巻以後は、全ての生物が他の気を受けて変化することや、本人の気が盛んな時は他人の気の影響を受けずとも、気が衰えれば影響を受けることなど「感通」の理について吉凶・天命・人倫・成長(大人と子供)・生物(昆虫・禽獣・植物)・人徳(君子・小人)・易(天象・人事・墓相・家相)の観点から縷々述べる。\r★原装・題簽付・状態概ね良好。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。\r◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。
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商品の説明
M3042江戸明治和本心学奥の桟[奥之桟]石門心学 鎌田柳泓 - 本
M3042江戸明治和本心学奥の桟[奥之桟]石門心学 鎌田柳泓 - 本
送関込み M3042○江戸明治和本○心学奥の桟[奥之桟]石門心学 鎌田柳
M3042江戸明治和本心学奥の桟[奥之桟]石門心学 鎌田柳泓 - その他
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以前は夫が夏の土用の丑の日に たなか の蒲焼きだけでは物足りなくて、近くのスーパーで必ず肝焼きを買って来ていましたので、こちらで発売してくださり助かります。
- ねくねこ4931
- 22歳
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安く落札できました。
- na_xxx
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