国内外の人気！ 希少なチェッカーフラグ模様のワールドボーイカスタム　ナショナル　RF-850D ラジオ

チェッカーフラグと言う物をご存知でしょうか。自動車レースのスタートやフィニッシュの際に派手に振られる白と黒の正方形で埋められた旗の事です。このモデル、ワールドボーイカスタムは67年に￥14500で発売されています。当時クルマを持つのが若者の夢の一つで、三菱のギャランが確かカスタムと言うモデルバージョンを出していました。このラジオのサブネームがそれに肖ったのかどうかは不明ですが、何れにしても高性能と思わせたいラジオのモデルに高性能なクルマの名前を冠すると言う事が、続きます。東芝のサウンド750、ワールドボーイのGX、GXO等は全てこの類いです。このカスタムは今回の市松模様のスピーカーグリルの他に、シルバー、ブラックと3種のバージョンが有りましたが、カタログの表紙を飾っていたのはチェッカーフラグの物だったと記憶しています。めだつのですが、それ程ポピュラーでは無かった様で、今流通しているのはブラックとシルバーが多く、このチェッカーのカスタムは非常に稀です。このモデルは過去4、5台扱いましたが、チェッカー柄を手にしたのは初めてです。10cmのアルニコスピーカー、1.1Wと言う定格は発売された時点では最強で、当然このカスタムはワールドボーイシリーズのフラッグシップでした。このモデルの弱点は当時特許申請をする程珍しかったスライド式のボリュームとトーンコントロールで、トップパネルにあるので長い間使っていると隙間にゴミが入り込んで接触不良を起こします。従い大抵の中古の個体の不具合はこのスライド部分とその横のシーソー型のメインスイッチに集中しています。この個体はスイッチ側に問題が有り、電源が全く入らない状態でした。内部を見ると金属ケースが腐食しており、上から入った水が悪さをした物と思われます。内部のシーソーの様に動く接触金具と接点部分を研磨、元に戻すと復活しました。アクセサリーが多い方が売れると言う時期のものでは無いのでメーター、感度切替等も無く、非常にシンプルです。感度、音質は良く、後継機のGXと同じスピーカーを使っている様に見えます。アンテナ、ノブ類は全てオリジナルですが、スライド部分のヘッドは塗装の剥げが酷かった為、プラカラーで銀塗装をして居ます。機能面では全く問題は有りません。自作ACコード、電池付き。チェッカーのスピーカーグリルを探されて居る方に。

カテゴリー:	家電・スマホ・カメラ>>>オーディオ機器>>>ラジオ
商品の状態:	傷や汚れあり
ブランド:	パナソニック
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